訪問のマナー記事一覧
約束の時間を決めて訪問ということになりますがその時間に大幅に遅れたり、早すぎたりするのは先方に迷惑がかかり、あまり歓迎されなくなります。ビジネスの時はやや早めに到着するのがマナーですが、個人宅の場合はやや遅れ気味にします。一般的な訪問での到着はやや早めにし、定刻より3分~5分くらい遅れて訪問します。万が一、早く到着した場合は近くを散歩したり、お茶をしたりして時間をつぶします。車を使っての訪問はでき...
玄関先で帽子、マフラーをはずし、コートも脱ぎますが外でついたほこりが家の中でまきちらないように中表にして持ちます。コートを中表にする方法はコートの中の左右の肩に両手を入れ、裏のほうが表になるようにひっくり返しながら肩と肩を合わせます。その時に襟が中に入り込んでいるので、引っ張り出し、形を整えます。髪や服装の乱れ、化粧が崩れていないか、ストッキングは伝線していないかなど頭から足先までチェックをします...
玄関に入り、ドアを閉める時はドアの方に向き直ってから静かに閉めてから、正面を向き、軽い挨拶をいたします。ドアを閉める時に相手に背を向けないようにと体をひねってドアを後ろ手で閉める必要はありません。玄関で軽い挨拶* お祝い事などに招待された場合は 「本日はお招きをいただきありがとうございます」* 久しぶりに訪問した場合は 「ごぶさたをしております」* 急用で訪問した場合は 「お忙しいところをお...
自分で部屋に入るときは必ずノックをしてからドアを開けます。部屋に入り、指示がない場合は入り口に近い下座のイスの近くに立って相手を待ちます。いろいろな椅子がある場合には格下のアームレスチェアやスツールの近くに立ちます。洋室では上座・下座だけではなく、椅子にもランクがありますので注意しましょう。席次は出入り口から遠い席が上座ですがそのほかにマントルピースや飾棚のあるほうが上座となります。応接セットの場...
「コーヒーとお茶、どちらがよろしいですか?」と聞かれた時、「どちらでもかまいません」というのは相手を困らせることになるのでこういう場合ははっきりと自分の好みを伝えましょう。「コーヒーでいいです」より、「コーヒーをお願いします」と希望をはっきり伝えます。用件があって訪問した場合でもまずはコーヒーやお茶などをいただき、簡単な会話をしてから切り出します。☆トイレを拝借したい場合なるべく借りずにすませるの...
会話が途切れた時やお茶のおかわりをすすめられた時においとまを切り出すとスムーズに運びます。必ず訪問者側からおいとまを切り出します。帰るときは和室でしたら、ざぶとんの下座側の畳に正坐、洋室の場合は椅子の横に立っておいとまの挨拶を致します。「今日はお忙しいところをありがとうございました」などの感謝の気持ちを伝えます。玄関でも軽い挨拶「お邪魔しました」など。スリッパを脱いで靴に履き替えたら、中腰になり、...